好きな司会者ランキング,第9回,マツコ・デラックス,初,首位,タモリ,明石家さんま,中居正広,内村光良,安住紳一郎,有吉弘行,上田晋也,池上彰,浜田雅功 ktx2のサイト紹介2017-2-17








『第9回 好きな司会者ランキング』マツコ・デラックスが初の首位
仕上げる名物司会者たち。優れた料理人がどんな素材でも調理するように、大
御所俳優から、天然ボケのアイドル、何が飛び出すか分からない素人まで、ト
ークの腕前ひとつで誰もがうなる逸品に仕立てあげ、温かい笑顔を生み出す。
ORICON NEWSでは恒例の『第9回好きな司会者ランキング』を今年も発表。
見事1位に選ばれたのは、【マツコ・デラックス】。昨年までV3を達成していた
“お笑い怪獣”こと【明石家さんま】を3位に抑えて初の首位を飾った。

■ダイバーシティー文化の代弁者? はたまた稀代のトリックスター? 特異な
ポジション確立したマツコ

 「男でも女でもない、トリックスター的な立場だから好き勝手にものを言え
る」と舌鋒鋭い毒舌家のマツコ・デラックスが一昨年圏外、昨年3位を経て、
遂に首位を獲得。『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)、『マツコ会議』(日
本テレビ系)などの冠番組を含め、レギュラー番組を8本持ち、いずれも高視
聴率を記録。雑誌編集者を長年務めていた経験から「何が面白いか?」を即時
に判断する感性に長けており、『マツコの知らない世界』(TBS系)で紹介され
た食料品や文房具などは確実に売り上げを伸ばすなど、インフルエンサーとし
ても絶大な影響力を保持している。

 マツコ自ら「電波芸者として、化け物がテレビに出させていただいてる」と
分析するように、実は極めて真っ当な庶民感覚を持ち合わせている。『夜の巷を
徘徊する』(テレビ朝日系)では、街の素人に「お邪魔してごめんなさいね」と
丁寧に声を掛けながらロケを敢行。「ヤンキーがいいことをすると普通の人以上
に褒められる」ではないが、「『怖いのかな?』と思わせておいて接すると案外、
優しい」という“マツコ・メソッド”とでも呼びたくなる、その2面性で視聴
者の心をぐっとわしづかみにしているのかもしれない。そうして、日本中に“マ
ツコ・シンパ”を増やした結果、女装家としてLGBTなどセクシャル・マイノ
リティにも当然理解があるマツコは、価値観の多様化で逆に生きにくくなって
しまった現代の日本人に「あるがままでいいんだ」と“自己肯定感”をもたら
してくれるアイコンになっているのではないだろうか。

 マツコを賛美する声としては、「世間が思っていても言わないことを代弁して
くれている。短い文字数で意見をおっしゃるので分かりやすく視聴者に共感さ
れる」(北海道/10代・女性)、「どこか一般市民的な感覚を持ちつつ、独特の切
り口で語れる」(宮崎県/40代・男性)など、老若男女問わず支持。また、「権
力や強い者に媚びずに発言する強さと、どんなに売れっ子になっても視聴者目
線を忘れない優しさとしなやかさを兼ね備えている人」(東京都/50代・女性)
などマツコの発言には、視聴者に「よくぞ言ってくれた!」と思わせる“共感
力”が伴っているようだ。

■観れないことで希少価値が高まる“司会者・タモリ”

 続く2位には、2年連続で大御所【タモリ】がランクイン。“お昼の顔”を務
めた『笑っていいとも!』(フジテレビ系)は2014年に32年の歴史に幕を下ろ
したが、その影響力は落ちることなく、むしろ限られたメディア露出に希少価
値が高まったような印象すら受ける。

 それを裏付けるように、『ブラタモリ』(NHK総合)は2016年6月4日放送
の「伊勢神宮」回で番組歴代最高視聴率の18.6%(ビデオリサーチ調べ・関東
地区)を記録するなど15%以上の高視聴率を連発。タモリが日本全国どこを訪
問しても、その街のニッチな情報まで知り尽くすタモリの博識に、絶賛の声が
挙がっている。『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)では「坂道」「鉄道」「ジャズ」
などに造詣が深い好事家としてのインテリジェンスを垣間見せるが、必ずそこ
にユーモアを交えて語り、押しつけがましい“知識自慢”にならないのもタモ
リの人徳と年輪のなせる技だろう。

 『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)では、一歩引いたような視点
からの冷静な司会進行をしているが、「どの出演者やアーティストもタモリさん
をお父さんのように慕っていて、和む」(埼玉県/40代・女性)と高評価。「自
分が前に前に出るのではなくただその人と自然体で話す姿に惹き付けられる。
『紅白歌合戦』の司会はこういう人にやってほしい」(宮城県/20代・女性)と
紅白司会を推す声もいまだ根強い。昨年末の『紅白』では、今ランキング1位
のマツコと局内をブラつくコントを展開し強烈なインパクトを残した。今後、
再び『紅白』の司会を務める機会があるのかも注目だ。

■“お笑い怪獣”明石家さんま、サービス精神の裏にあるヒューマニズム

 3位にランクインしたのは、“お笑い怪獣”明石家さんま。『踊る!さんま御殿!!』
(日本テレビ系)では異業種タレントの本音を引き出し、『ホンマでっか!?TV』
(フジテレビ系)では、珍説を語る大学教授など文化人をイジリたおす。かと
思えば、『さんまのお笑い向上委員会』(同局系)では、若手芸人の新たな魅力
を発見してお笑い界の向上に貢献するなど、61歳を迎えてなお、第一線でバラ
エティ界をけん引。さらに、義理堅いさんまらしく27年続く関西発の番組『痛
快!明石家電視台』(毎日放送)の収録のために、ほぼ隔週で大阪に通い、その帰
りに新大阪駅で新幹線に乗車する前には、大挙して列をなすファンに、可能な
限りサインに応じるのが恒例行事。自分を育ててくれた関西への恩返しとファ
ンサービスを欠かさない姿勢はしばしばTwitterで報告が相次ぎ、“祭り”とな
るほどだ。

 そこまでさんまがするようになった理由は、かつて、あるファンに箸袋にサ
インを頼まれ、当時は「こんなもんに失礼な…」と思ったそうだが、その数十
年後、同じファンが再びさんまに遭遇し、財布からその時のサイン入り箸袋を
取り出して「さんまさんにいただいたサインなんです!」と肌身離さず持って
いることを嬉々として語ったからだという。さんまはラジオ『ヤングタウン土
曜日』(MBS)でそのエピソードを明かし、以降「どんなものにもサインするよ
うになった」と述懐している。

 さんまの笑いへの姿勢は、ただただ「目の前の人を笑顔にさせたいから」と
いう人間としての純粋なヒューマニズムによって突き動かされている。そんな
優しさからか、さんまは昨年、りゅうちぇるに「建築関係トントントン」のネ
タを伝授し、彼の大ブレイクに寄与。「トークのみならず、共演するタレントを
売り出す才能に長けているから」(大阪府/50代・男性)とさんまの名司会者と
してのプロデュース能力も高く評価されている。昨年11月には、自身初のNHK
総合での音楽番組『第1回明石家紅白!』を放送するなど新基軸の特番にもトラ
イ。“お笑い怪獣”は易々と後輩芸人に現状のポジションを譲り渡すつもりはな
い。

■確かな手腕への再評価&異業種からのMC挑戦 司会者にも地殻変動が

 そのほかの上位ランキングを振り返ってみると、昨年の7位から浮上した5
位の【内村光良】(ウッチャンナンチャン)は、『世界の果てまでイッテQ!』(日
本テレビ系)が視聴率20%以上を記録するなど怪物番組へと成長させた。内村
は非常に後輩の面倒見がいいことで知られ、かつて放送の『ウンナンの気分は
上々。』(TBS系)では、バカルディがさまぁ~ずに改名。彼らとは『内村プロ
デュース』(テレビ朝日系)を経て、現在は『内村さまぁ~ず』(TOKYO MXほ
か)で共演するなど、タモリに通じる“温かみのある笑い”を提供。現在も『内
村てらす』(日本テレビ)では、世間でもっと評価されてもいい実力派芸人にス
ポットを当てるなど、若手育成においても一役買っており、芸人からの信頼は
非常に厚い。

 圏外から再浮上した9位の【池上彰】は『そうだったのか!池上彰の学べるニ
ュース』(テレビ朝日系)など、「難しいニュースをいかにわかりやすく伝える
か?」という分野で大きな功績を残した。またテレビ東京系の選挙特番のキャ
スターでは、政治家と丁々発止のやり取りを展開。それは“池上無双”と評さ
れ、絶大な支持を得た。同じく再浮上の10位は【浜田雅功】(ダウンタウン)。
「結果発表!」のハイトーンボイスなど超一流の司会者として認知されてきた。
だが、近年はそのとがったイメージだけでなく、『ダウンタウンなう』(フジテ
レビ系)での泥酔っぷりなど、天然ボケの一面も浸透し、新たな魅力を開花さ
せた。

 磐石の強さを誇示してきたさんまを破り、お笑い出身ではないマツコが1位
をさらうという大きな地殻変動が起きた今回のランキング。近年では『バイキ
ング』(フジテレビ系)で新たな“昼の顔”として諸問題に檄を飛ばす坂上忍、
『林修の今でしょ!講座』(テレビ朝日系)、『林先生が驚く初耳学!』(TBS系)な
ど冠番組を持つ林修など異業種からMCを手掛ける人物も登場。来年の同ラン
キングには、更なる“新顔”も続々とランクインすることになるかもしれない。

【第9回好きな司会者ランキングTOP10】
1位 マツコ・デラックス
2位 タモリ
3位 明石家さんま
4位 中居正広
5位 内村光良
6位 安住紳一郎
7位 有吉弘行
8位 上田晋也
9位 池上彰
10位 浜田雅功
【調査概要】
集計期間:2017年1月30日(月)~2月5日(日)
調査対象:合計1000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサー
チ】会員10代~50代の女性)
調査地域:全国

今日も幸せに生きられますように
12星座占い結果
おとめ座

おとめ座
78点

2017年2月8日(水)
総合運
恋愛運
金運
仕事運
12星座占いで運勢をチェック!

12星座占いで運勢をチェック!


好きな司会者ランキング,第9回,マツコ・デラックス,初,首位,タモリ,明石家さんま,中居正広,内村光良,安住紳一郎,有吉弘行,上田晋也,池上彰,浜田雅功 ktx2のサイト紹介2017-2-17